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2023/02/17

快適に過ごせるリビングの広さは?ベストな広さを見極めるポイント ​

快適に過ごせるリビングの広さは?ベストな広さを見極めるポイント ​ 画像

こんにちは。

神奈川県藤沢市の工務店、コージーホームです。

リビングは家族が集まってくつろぐ空間なので、家づくりのなかでもとくにこだわりたいところ。とはいえ、「どのくらいの広さなら快適に過ごせるの?」と迷う人も少なくありません。

そこで今回は、リビングの最適な広さを決めるポイントや、快適に過ごすためのコツを解説します。コージーホームが施工したリビングの事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

快適に過ごせるリビングの広さの目安は?

4人家族で過ごすリビングの広さは「16〜20帖」が平均といわれており、コージーホームでも「16帖」が最適な広さだと考えています。

16帖あればダイニングテーブルやソファなど、生活に必要な家具を配置してもある程度の広さがあり、生活動線も確保できます。

20帖あればさらに広く使えるものの、その分ほかの居住スペースが狭くなるため、こだわりたい空間の優先順位をつけることも大切です。

では、「平均的な広さにすればすべての人が快適に過ごせる…?」といえば、そうとも限りません。家族構成やリビングでの過ごし方に合わせて、自分たちが快適に過ごせる広さを見極めましょう。

リビングの広さはキッチンなどのレイアウトにも左右される

間取りでよく見かける「LDK」とは、リビング・ダイニング・キッチンが一緒になった空間のこと。

  • L(リビング):くつろぐスペース

  • D(ダイニング):食事をするスペース

  • K(キッチン):料理をするスペース

近ごろは独立キッチンよりも対面キッチンが人気で、リビングとダイニング、そしてキッチンが同じ空間になっている間取りが主流。「リビング16帖」といっても、ダイニングとキッチンも含めたLDKの広さを表している場合がほとんどです。

つまり、キッチンの種類やダイニングとして使う広さによって、リビングスペースの広さが左右される点を理解しておきましょう。

リビングの最適な広さを決めるポイント

リビングの広さを考える際は次のポイントに気をつけて、自分たちにとってのベストな広さを見極めましょう。

家族の人数

まず基準となるのが、家族の人数。4人家族なら16〜20帖が平均的な広さです。

家づくりの時点では2〜3人家族だとしても、今後増える可能性があるかも慎重に考えましょう。

家具の大きさ

リビングダイニングには、ダイニングテーブルとソファを置く家庭が多いと思いますが、家族の人数によって家具の大きさも変わります。

それぞれの家具の大きさと、必要な広さをみてみましょう。

【ダイニングテーブル】

※出典:https://sieve-online.jp/special/dining_table001/

1人が食事するときに必要な広さは、幅60cm×奥行40cm前後が目安といわれています。2人掛けなら幅60cm×奥行80cm、4人掛けなら幅120cm×奥行80cmのテーブルが一般的。

また1人が通るための動線(幅60cm)や、椅子を引いて座る際のスペース(テーブルの後ろに80cmほど)を考慮すると、ダイニングテーブルを置くときに必要な帖数は次のようになります。

ダイニングテーブルの大きさ

置くときに必要な帖数

2人掛け

幅60cm×奥行80cm

180cm×240cm(約2.4帖)

4人掛け

幅120cm×奥行80cm

240cm×240cm(約3.2帖)

6人掛け

幅180cm×奥行80cm

300cm×240cm(約3.9帖)

上記の表はダイニングテーブルを壁付けしないレイアウトの目安なので、片側を壁に寄せれば省スペースで配置できるでしょう。

【ソファ】

※出典:https://aflat.asia/coordinate/guide/layout-plan/step2/index.html

1人掛けのソファは、幅90cm×奥行90cmくらいのサイズが一般的。2人掛けなら幅140〜160cm×奥行90cmほどといわれています。

ソファの周りを人が通る動線(幅60cm)を確保すると、置くときに必要な帖数は次のとおりです。

ソファの大きさ

置くときに必要な帖数

1人掛け

幅90cm×奥行90cm

210cm×210cm(約2.4帖)

2人掛け

幅140〜160cm×奥行90cm

260〜280cm×210cm(約3.2帖)

3人掛け

幅170〜200cm×奥行90cm

290〜320cm×210cm(約3.6帖)

ソファはI字型やL字型など種類が豊富で、形状によって必要な広さも変わります。どんなソファでくつろぎたいか、家族みんなで座るにはどのくらいの大きさのソファが必要かを考えてみましょう。

ダイニングテーブル同様、壁に寄せればより省スペースで配置できます。

キッチンの種類

キッチンは「アイランドキッチン」「ペニンシュラキッチン」「壁付けキッチン」の3種類が主流。種類ごとに必要な広さは、次のとおりです。

アイランドキッチン

ペニンシュラキッチン(対面キッチン)

壁付けキッチン

アイランドキッチン

6帖〜

ペニンシュラキッチン

4.5帖〜

壁付けキッチン

3帖〜

島のように独立していて回遊性のあるアイランドキッチンは、もっともスペースを取る種類です。次に、キッチンの左右どちらかが壁に接しているタイプのペニンシュラキッチン。もっとも省スペースで設置できるのが、壁付けキッチンです。

キッチンの種類によってリビングの広さが左右されるので、希望するキッチンに合わせてLDKの広さを考えましょう。

LDKの形

同じ広さでも、LDKの形によって広く見えたり狭く感じたりする場合もあります。日本の間取りで多いリビングの形は、次の4種類。

  • 縦長リビング:入り口からみてリビングとダイニングが縦に並ぶ間取り

  • 横長リビング:入り口からみてリビングとダイニングが横に広がっている間取り

  • 正方形リビング:横幅と奥行きが同じ、もしくはそれに近い間取り

  • 変形リビング:マンションなどの角部屋にみられる変形タイプの間取り

4種類のなかで広く開放的に感じやすいのが、横長リビング。長辺に大きな窓が設置されている場合が多く、実際の帖数よりも広く見えやすいのが特徴です。

一方縦長リビングは、窓が小さめで壁の面積が大きいので、横長リビングよりも圧迫感が出やすいかもしれません。

間取りづくりの際は実際の広さだけでなく、どうすればより広く見えるか・開放的に感じられるかという点についても考えてみましょう。

快適に過ごせるリビングをつくるコツ

リビングの快適性を高めるためには、次のようなコツもあります。

テレビを見るときの距離や向き

※出典:https://jp.sharp/support/advice/aquos/select_01.html

リビングの広さに合わせてテレビのサイズを決めることが多いと思いますが、テレビのサイズによって最適な視聴距離は異なります。

テレビのサイズ

目安となる部屋の広さ

視聴距離

37V型

6帖

約1.4m

40V型

6〜8帖

約1.5m

46V型

8〜12帖

約1.7m

52V型

12帖〜

約1.9m

60V型

12帖〜

約2.2m

(参考:SHARP 部屋の大きさに見合った液晶テレビのサイズは?

https://jp.sharp/support/advice/aquos/select_01.html

またテレビの配置を考える際は、向きも重要。ソファからだけでなく、ダイニングテーブルやキッチンにいるときもテレビを楽しみたいなら、それぞれの場所から見やすい位置に配置しましょう。

窓の大きさ・位置と家具の配置を考える

明るさや開放感を重視してリビングの窓を大きくし過ぎてしまい、家具のレイアウトに悩むケースも少なくありません。また収納家具が置けずに、収納スペースが不足する場合も。そうなるとリビングが散らかりやすくなって、快適に過ごせなくなってしまいます。

家具は壁に沿って配置するのが一般的。レイアウトや収納不足に悩まないためにも、LDKに必要な家具と、窓や壁面のバランスをうまく取ることが大切です。

便利な動線を確保する

リビングの快適さを高めるためには、生活動線や家事動線を意識するのが重要です。

  • キッチンからダイニングテーブルへ料理を運ぶ動線

  • 洗濯物を干すときにベランダへ出る動線

  • リビングで使うアイテムをしまう動線

  • 子どもがおもちゃで遊んだり片付けたりする動線

このように毎日の生活を具体的に思い出して、家族全員が動きやすい動線を考えていきます。

一人がゆとりをもって通れる動線の幅は、約60cm。二人がすれ違う機会が多い場所は、約90〜120cmの幅が必要といわれています。メインとなる動線や出入り口付近はとくに気をつけて、家族が暮らしやすい空間を目指しましょう。

快適に過ごせるリビングの施工事例

ここでは、コージーホームが手がけたリビングの事例を紹介します。一言でリビングといっても間取りやテイストはさまざま。どんなリビングが好みか、くつろげそうな雰囲気はどんな感じかをイメージしてみましょう。

事例1:落ち着いたカフェのように過ごせる横長リビング

18帖の横長リビングの事例です。

対面式のペニンシュラキッチンを採用し、ダイニングテーブルをキッチンとT字型にレイアウト。チョークペイントとメタリック感のあるペイントで、落ち着いた雰囲気を演出しています。

リビングスペースには、窓のサイズに合わせて造作のテレビボードを設置。空間を無駄なく活用して、明るく広々としたリビングに仕上げました。

横長リビングはダイニングスペースとリビングスペースを分けやすいので、メリハリのある暮らしが送れるでしょう。

異素材ミックスのおしゃれでスタイリッシュなリビング

18帖の横長リビングの事例です。

レンガタイル・モールテックス・ペイント・木材・ストリップ階段のアイアンなど、さまざまな素材をバランスよく取り入れ、おしゃれでかっこいい空間に仕上げました。

窓の大きさや位置にもこだわっているので、家具もレイアウトしやすいと思います。

固定観念の真逆をついた、暗めで居心地のよいリビング

「明るくて開放的なリビング=よいリビング」という固定観念の真逆をつき、「リビングを暗く」という方向性で設計した事例です。

LDKの広さは16帖。キッチン奥には古材のウッドパネルを採用し、壁と天井はすべてペイントで仕上げています。

塗料はあえてムラっぽく仕上げ、光が当たると柔らかな質感がでるように。照明は調光のダウンライトで、夜はほの暗くリラックスできる雰囲気にこだわりました。

明るく開放的な空間を好む人も多いと思いますが、“こもり感”があり心地よく過ごせるリビングもおすすめです!

まとめ

4人家族で過ごすリビング(LDK)の平均的な広さは、16〜20帖。とはいえ、どの家族にとっても快適に過ごせる広さかといえば、一概には言えません。

家族の人数や置きたい家具のサイズなどさまざまなポイントを押さえて、自分たちにとってベストな広さをじっくり考えましょう。

コージーホームでは、リビングでの理想の過ごし方やこだわりたいポイントをヒアリングし、一人ひとりに合ったプランをご提案しています。ぜひお気軽にご相談ください!

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