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2023/04/13

ファミリークローゼットはいる?いらない?失敗しないためのポイント

ファミリークローゼットはいる?いらない?失敗しないためのポイント 画像

こんにちは。

神奈川県藤沢市の工務店、コージーホームです。

ファミリークローゼットは近年トレンドの間取りで、雑誌やSNSなどでおしゃれな事例を見かける機会も増えましたね。実際注文住宅だけでなく、リノベーションでつくる人も多いです。

けれども、ファミリークローゼットにはメリットもデメリットもあるため、人気だからという理由だけで取り入れてしまうと失敗してしまうかもしれません。

今回は、ファミリークローゼットの特徴やよくある失敗例をもとに、使いやすいファミリークローゼットをつくるポイントと事例を解説します。

ファミリークローゼットとは?

ファミリークローゼットは、家族の衣類をまとめてしまえる収納スペースのこと。各居室に設けるクローゼットとは異なり、ある程度広い収納空間です。

衣類以外にもファッションアイテムや各自の持ち物を1箇所に集められるため、管理や把握をしやすいのが特徴。衣類を保管するスペースとして活用するケースや、保管+着替える場所として活用するケースなど、使い方は家庭によってさまざまです。

ファミリークローゼットの主なタイプは、次の2種類。

ウォークインタイプ

出入り口が1箇所のウォークインタイプは、個室のような間取り。ウォークスルータイプよりも収納力が高く、衣類をたくさんしまいたい家庭に向いています。

ただし通り抜けができないので、複数の人が同時に使うのは難しいレイアウトです。

ウォークスルータイプ

出入り口が2箇所あるウォークスルータイプは、通り抜けできて生活動線がスムーズ。朝など家族の身支度が重なる時間帯でも、ファミリークローゼット内が混雑しにくいのが魅力です。出入り口が2箇所あることで効率よく換気できる一方、ウォークインタイプよりも収納力は落ちてしまいます。

ファミリークローゼットのメリット・デメリット

次に、ファミリークローゼットのメリット・デメリットについてみていきましょう。

メリット

・家事が楽になる

・身支度しやすい

・衣類以外のものも収納できる

ファミリークローゼットは家族みんなの衣類を1箇所に収納できるため、家事が楽になるのが大きなメリット。畳んだ洗濯物をそれぞれの部屋に運ぶ手間が省けるので、家事の時短にもつながります。

衣類だけでなく、カバンや帽子などのファッションアイテムもまとめて収納でき、身支度も楽に。洗面脱衣所の隣に配置すれば、生活動線はよりスムーズになるでしょう。

ある程度広い収納なので、日用品のストックや季節ものの家電・布団なども収納可能。物の管理がしやすく、よりスマートに暮らせるでしょう。

デメリット

・まとまったスペースが必要

・時間帯によってはファミリークローゼット内が混雑する

家族分の衣類が収まる収納をつくるには、ある程度まとまった広さが必要。ファミリークローゼットをつくる分、リビングや居室が狭くなってしまいます。

登校や出勤の時間が重なる朝の時間帯などは、ファミリークローゼットが混み合うことも。家族みんなが快適に使うためには、レイアウトの工夫が必要です。

ファミリークローゼットのよくある失敗例と解決策

ファミリークローゼットをつくった人の中には、「失敗した」「いらなかったかも…」と後悔している意見も見かけます。ここでは、よくある失敗例と解決するためのアイデアを解説しますので、間取りづくりの参考にしてみてくださいね。

使わなくなった

子どもの成長や独立にともなって、ファミリークローゼットを使わなくなったご家庭も多いようです。異性の兄弟がいたり、自分のペースでゆっくり着替えたい家族がいたりする場合は、いずれそれぞれの個室に衣類を収納するようになるかもしれません。

家族構成や生活パターンから使わなくなる可能性がある場合は、ファミリークローゼットをほかの用途でも使える空間にしておくのがベスト。棚やハンガーパイプなどのレイアウトをつくり込みすぎず、なるべくシンプルにしておくと、ファミリークローゼットが不要になったあとも別の用途で使いやすいでしょう。

また、ファミリークローゼットをランドリールームや家事室・パントリーなどと併用するのもおすすめ。フレキシブルに活用することを意識して間取りを考えると、使わなくなったという失敗は防げると思います。

狭すぎた・広すぎた

狭すぎた・広すぎたという失敗もよくあるパターン。ファミリークローゼットに収納しようと考えていたアイテムがすべて収まりきらなかったり、逆に広くしすぎてスペースが無駄になってしまったりと、広さが適切ではなかったケースは少なくありません。

この失敗を防ぐためには、あらかじめ持っている衣類の量を把握することがとても大切です。住宅会社から提案されたプランをそのまま採用するのではなく、本当に自分たち家族に合った広さなのかを考えたうえで、ファミリークローゼットをつくりましょう。

配置が不便で使いにくい

せっかくファミリークローゼットをつくったのに、動線が不便で使いにくいというのもよくある失敗。収納は部屋の端や階段下のデッドスペースなどを活用するケースも多く、間取りづくりではどちらかといえば脇役的存在。しかしファミリークローゼットは家族全員が毎日使う場所なので、間取りづくりの主役の一つとして考えるのがおすすめです。

住まいの中心・リビングの近く・居室と居室の間・家族全員が使う洗面脱衣所の隣など、家族みんなが使いやすい場所はどこかを慎重に考えて、生活動線に合うように配置しましょう。

快適で使いやすいファミリークローゼットをつくるポイント

よくある失敗例を参考に、使いやすいファミリークローゼットをつくるポイントを紹介します。

ポイント1:広さや通路幅を慎重に考える

家庭によって最適なファミリークローゼットの広さは異なりますが、3〜4人家族の場合は3帖以上がおすすめです。衣類などを収納するスペースはもちろん、物を出し入れしたり着替えたりする通路幅も慎重に検討しましょう。

大人1人が通るためには幅60cm以上は必要で、物を持って歩く場合は75cm以上が理想的といわれています。小さなお子さんを着替えさせたり、2人同時にファミリークローゼットを使ったりするシーンも想定すると、90cmほどあると不便なく活用できるでしょう。

ポイント2:収納したい物に合わせてレイアウトを決める

ファミリークローゼット内のレイアウトは、収納したい物に合わせてじっくり考えましょう。持っている物の量や大きさを把握せずに「なんとなく」で棚やハンガーパイプなどを設置すると、デッドスペースができて使いにくくなってしまうかもしれません。

衣類以外にオフシーズンの家電や布団などをしまいたい場合は、どのくらいスペースが必要なのかを把握するためにも、物の幅や奥行きを確認することが重要です。また、採用したい収納ケースのサイズを確認して、プランニングの際に伝えるのもよいでしょう。

ポイント3:換気・湿気対策をしっかり行う

ファミリークローゼットを快適な空間にするためには、換気や湿気対策をしっかり行いましょう。広めの収納といっても3帖ほどの小さな空間なので、対策を怠るとニオイや湿気がこもる・カビが発生するなどの問題に悩まされてしまいます。

換気扇を設置する、サーキュレーターや除湿剤を活用する、ファミリークローゼットの扉を引き戸にして着替えないときは開けておくなどの方法が効果的。また衣類などは詰め込みすぎずに、風の通り道を確保しておくのも大切です。

便利なファミリークローゼットの施工事例

ここでは、コージーホームが手がけたファミリークローゼットの事例を紹介します。家族のライフスタイルに合う空間をイメージしてみましょう。

【相模原市S様邸】ランドリールームとつながるファミリークローゼット

バルコニーに面したランドリールームの隣に、家族4人分の洋服が収納できるファミリークローゼットを配置しました。

直線の移動だけで「洗う・干す・取り込む・たたむ・しまう」の作業が完結。家族それぞれの部屋に衣類をしまいに行く手間が省けて、とても便利だと好評をいただいています。

【綾瀬市A様邸】造作棚のあるファミリークローゼット

収納したい衣類の量とファミリークローゼットの広さに合わせて、造作の棚を設置しました。収納棚は壁全面につくり込まず、スペースにゆとりを持たせることで、ライフスタイルの変化にも対応できる設計です。

【横浜市T様邸】寝室と廊下につながるウォークスルーファミリークローゼット

1階の寝室に併設したファミリークローゼットの事例です。ハンガーパイプを壁に沿って設置し、上段と下段はフレキシブルに使えるレイアウト。寝室だけでなく廊下側にも扉を設けているので、2箇所から出入りできて生活動線もスムーズです。

まとめ

ファミリークローゼットは、家族みんなの衣類をひとまとめにしまえる便利な収納です。家事が楽になり身支度もしやすいので、毎日の快適な暮らしにつながるでしょう。

ただし広さや配置を慎重に検討しないと、使いにくさを感じてしまうかもしれません。家族の生活スタイルに合わせて、自分たちの暮らしにあったファミリークローゼットを目指しましょう。

コージーホームでは理想の暮らし方をお伺いして、それぞれのご家庭にぴったりなファミリークローゼットをご提案しています。ぜひお気軽にご相談ください!

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